大阪府では数多くの薬剤師が活躍しており、全国的に見ても人手が多い都道府県の一つとなっています。働き先が見つかりにくいと考えられがちですが、人手はあってもその分薬剤師を必要とする病院や調剤薬局、ドラッグストアも多いので働き先が見つからなくて困るということはありません。
求人も多いので、どこで働くのか比較してから決めることができるというのも良い点と言えるのではないでしょうか。少しでも良い条件のところを求めるならば専門の求人情報サイトから探すべきと言えます。今後の傾向を考えても、需要があることは確かな職業の一つということは確かです。
しかし今まで通りの仕事内容だけというわけではなく、今までの仕事にプラスして介護や在宅医療のことも学ばなくてはならないことが増える職業の一つということも頭に置いておかなくてはなりません。
大阪の薬剤師数は平成24年度で人口10万人対で268.9であり、全国平均が200強なのに対して高い水準にあります。なかでも人口の多い市は数が充実していて、例えば大阪市は396.5、吹田市は343.4、高槻市は314.2です。
また病院数は500を超え、薬局・ドラッグストアの数は3600以上あり、薬剤師の求人もたくさん見かけます。選択肢が多いだけに迷ってしまいそうですが、何を重視するかによってだんだん候補は絞られてきます。病院やドラッグストアは夜勤があったり、勤務時間が長かったりするので、子育て中の人にとっては不向きかもしれません。
また、調剤だけではなく、幅広くスキルを身につけたい人にとっては調剤薬局は物足りないかもしれません。後は、勤務地や待遇面を細かくみていくと更に選択肢がしぼられてくるでしょう。様々な求人を比較検討して、良い就職につなげましょう。